【プロ直伝】エアコンのドレンパン取り外し方!
「完全分解」で臭いを断つテクニックとメーカー別難易度

エアコン完全分解洗浄の作業現場で、前面カバーを外し基盤や配線が露出した室内機を前に、ドレンパン取り外しの難易度や手順を慎重に見極めている青い作業着のプロの技術者。
「エアコンクリーニングをしたのに、しばらくするとまた臭う…」
お客様からそんなクレームを受けたことはありませんか?
あるいは、「もっと単価の高いクリーニングメニューを作りたいが、何をすればいいか分からない」と悩んでいませんか?
その答えの一つが、**「ドレンパンの取り外し(分解)」**です。
一般的なエアコンクリーニングでは洗いきれない「死角」を洗浄することで、劇的に汚れと臭いを解消できるこの技術は、プロとしてステップアップするための必須スキルと言えます。
この記事では、なぜドレンパンを外す必要があるのか、そのメリットとリスク、そして主要メーカーごとの取り外し難易度について解説します。

なぜ「ドレンパン」を外さないと臭いが残るのか?

そもそもドレンパンとは、冷房運転時に発生する「結露水」を受け止める「受け皿」のことです。
常に水分があり、ホコリも溜まりやすいため、エアコン内部で最もカビが発生しやすい場所と言っても過言ではありません。

通常の洗浄では「裏側」に届かない

一般的な壁掛けクリーニング(カバーだけ外して洗う方法)では、ドレンパンを装着したまま高圧洗浄機で水をかけます。
しかし、これでは**「ドレンパンの裏側」や「ドレンパンと送風ファンの隙間」にあるカビ**には、水流が届きません。
取り切れなかったカビはすぐに繁殖し、送風ファンに乗って部屋中に嫌な臭いを撒き散らします。これが「洗ったのに臭う」最大の原因です。
ドレンパンを取り外すことで、これらの隠れたカビを物理的に視認し、根こそぎ洗い流すことが可能になります。

メーカー別!ドレンパン取り外しの「難易度」マップ

エアコンクリーニングスクールの研修施設で、講師が壁に設置されたパナソニック等の実機を指差し、分解洗浄の技術や内部構造について受講生に指導している様子。
「ドレンパンを外す」と言っても、実はメーカーや機種によって難易度は天と地ほどの差があります。
ここを知らずに安易に手を出すと、現場で「外れない!元に戻せない!」とパニックになるため注意が必要です。

【難易度:低〜中】
三菱電機(霧ヶ峰)・東芝・パナソニック(一部)

初心者がまず練習すべきなのが、**三菱電機(霧ヶ峰)**です。
三菱製の多くの機種は、ドレンパンがメンテナンスしやすい構造になっており、数本のネジとツメを外すだけで、手前にスルスルと引き抜くことができます。
東芝やパナソニック(スタンダードモデル)も比較的構造が素直で、正しい手順を踏めば取り外しは難しくありません。
まずはこれらの機種で「ドレンパンを外す感覚」を掴むのがおすすめです。

【難易度:高】
日立(白くまくん)

前回の記事でも触れましたが、日立はやはり一筋縄ではいきません。
機種によっては、「ファンモーター」を先に外さないとドレンパンが抜けない構造になっているものがあります。
知恵の輪のような手順を求められるため、構造を熟知していないと破損させるリスクが高いメーカーです。

【難易度:激ムズ(一体型)】
ダイキン・富士通ゼネラル(一部)

最も注意が必要なのが、ダイキンや一部の富士通ゼネラル製品です。
これらは**「ケーシング一体型」**と呼ばれ、ドレンパンと本体のプラスチック枠が「ひとつの部品」として成形されています。
つまり、ドレンパン単体では外れません。
これを洗うには、熱交換器(アルミフィン)を持ち上げる「背抜き」や「完全分解」と呼ばれる、さらに高度な技術が必要になります。「ダイキンだから外そう」と安易にチャレンジすると、取り返しのつかないことになります。

ドレンパン取り外しの一般的な手順
(三菱・標準モデルの例)

イメージを掴んでいただくために、比較的簡単なモデルでの作業フローを解説します。

1.フロントパネル・フィルター・ルーバー・本体カバーを外す
 ここまでは通常のクリーニングと同じです。
2.電装ボックス内の配線処理
 ドレンパンに繋がっている「風向ルーバー用モーター」などの配線を、基盤から抜きます。
3.ドレンホースを抜く
 ドレンパンに接続されている排水ホース(ドレンホース)を取り外します。固着していることが多いので注意が必要です。
4.固定ネジ・ツメを外す
 ドレンパンを固定しているネジやツメを解除します。
5.引き抜き
 熱交換器を持ち上げないように注意しながら、手前にゆっくり引き抜きます。

※これはあくまで一例です。実際には機種ごとに細かな「隠しツメ」や手順の違いが存在します。

挑戦する前に知っておくべき「3つのリスク」

エアコンクリーニングを行っても臭いが取れない原因を探るため、前面パネルを外して内部の状態を確認し、ドレンパン分解洗浄の導入や作業手順について慎重に検討している作業着の男性。
ドレンパン分解はメリットも大きいですが、通常分解よりもリスクが跳ね上がります。独学での施工をおすすめしない理由がここにあります。

リスク1:水漏れ事故(最大のリスク)

最も怖いのが、復旧後の水漏れです。
「ドレンホースの差し込みが甘かった」「ドレンパンの傾きが変わってしまった」といった些細なミスで、お客様の家の壁や床を水浸しにしてしまいます。
保険に入っていても、お客様からの信頼はゼロになります。

リスク2:プラスチックパーツの破損(経年劣化)

ドレンパンは長年水に触れているため、プラスチックが劣化してもろくなっていることがあります。
無理な力を加えてツメを折ってしまうと、ドレンパンが固定できなくなり、これも水漏れの原因になります。

リスク3:復旧不能(パニック)

配線の取り回しを忘れてしまい、元に戻せなくなるケースです。
特にドレンパン周りの配線は、水に濡れないように厳密なルートが決められています。適当に戻すと漏電や故障の原因になります。

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1.全メーカーの実機で練習し放題
 三菱のような外しやすい機種から、日立のような難関機種まで、実機を使って構造を理解できます。
2.「壊さない力加減」を体得
 動画では伝わらない「ツメを外すときの指の感覚」や「ドレンホースを確実に接続するコツ」を、講師が手取り足取り指導します。
3.水漏れさせないチェックポイント
 プロが現場で必ず行っている「通水テスト」の方法など、水漏れ事故を防ぐための安全管理も学べます。

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