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住宅リペアで開業する方法|清掃と組み合わせる多能工という戦略

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住宅リペアは、傷ついた床や建具、クロスなどを部分補修して再生する仕事です。まるごと交換するより安く、しかも早く仕上げられます。だからこそ依頼者に喜ばれ、手に職をつけて独立したい方から注目を集めています。
独立の形は大きく2つに分かれます。フランチャイズに加盟して本部の仕組みを借りる道と、独立系で自分の力だけで始める道です。それぞれに費用と難しさの違いがあり、どちらを選ぶかで手元に残るお金も変わります。
この記事では、住宅リペア業の仕事内容から開業の具体的な手順、独立系とフランチャイズの比較までを実数で整理します。あわせて、リペア単体に潜む「単発受注で収入が不安定になる」弱点と、その解決策である多能工という戦略までお伝えします。読み終えるころには、自分がどの形で始めるべきか判断できるはずです。
目次
1. 住宅リペア(補修)業とは|仕事内容と対象範囲

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リペアとは「直して再生する」仕事
リペアとは、傷ついた部分を補修して元の状態に近づける仕事です。住宅分野では、フローリングの傷、建具やドア枠のへこみ、クロスの剥がれや破れ、サッシや浴室まわりの欠けなどを扱います。住宅以外にも自動車の内装や、靴・カバンを直す業者があり、対象範囲は幅広いのが特徴です。
この仕事の核は、交換ではなく部分補修で仕上げる点にあります。たとえばフローリングに深い傷がついたとします。張り替えれば数万円から十数万円かかりますが、リペアなら部分補修で済み、費用も時間も大きく抑えられます。この「もったいない」を解決する価値が、依頼者の満足と需要を生んでいます。
扱う素材は木材、樹脂、金属、革などさまざまです。素材ごとに補修の手順や薬剤、必要な道具が変わります。そのため幅広い知識と手先の技術が求められ、経験を積むほど仕上がりの精度が上がっていく職人仕事といえます。色合わせ一つとっても、現場の照明や周囲の木目に合わせる繊細な感覚が必要になります。
どんな場面で依頼が発生するのか
リペアの依頼は、暮らしのあらゆる場面で生まれます。賃貸住宅の退去時には、原状回復のために床や壁の補修が欠かせません。引っ越しや家具の搬入で壁や床を傷つけてしまうこともあります。新築の引き渡し前にも、施工中についた小さな傷を直す需要が発生します。
発注元は個人だけではありません。不動産管理会社や工務店、ハウスメーカーからの依頼も多くあります。法人の発注は単価が安定しやすく、継続的な取引につながる可能性を秘めています。中古住宅の流通が増え、リフォーム前の補修や売却前に見栄えを整える需要も広がっています。市場全体としては底堅い分野です。
ただし、依頼の多くは単発である点には注意が必要です。傷を直せばその案件は完了し、同じ顧客が毎月繰り返し頼む形は作りにくいのが実情です。だからこそ、安定して仕事を得る工夫が欠かせません。この点は後の章で詳しく掘り下げます。
未経験から始める人が多い理由
リペア業は、未経験から独立する人が多い分野です。理由のひとつは、固定店舗が要らないことにあります。出張型で現場へ向かう働き方が中心のため、自宅を拠点にでき、開業のハードルが下がります。1人で始められる点も大きく、従業員を雇わなければ人件費がかからず、利益を手元に残しやすくなります。
道具と材料があれば現場で完結するのも特徴です。大がかりな設備投資は基本的に不要で、車両に道具を積んで依頼先へ向かうスタイルが一般的です。身軽に動ける働き方を望む人に向いており、年商1,000万円以上を達成する事例も実際にあります。
一方で、未経験ゆえの壁も確かに存在します。技術の習得には時間がかかり、色合わせや素材の見極めは一朝一夕では身につきません。だからこそ、どこでどう学ぶかという選択が成否を分けます。次の章では、開業までの具体的な手順を順を追って見ていきましょう。
2. リペアで開業する方法|独立までの4ステップ

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リペアで開業すると決めたら、進め方には共通の道筋があります。やみくもに動くのではなく、技術習得から受注までを順番に組み立てると、つまずきを減らせます。ここでは独立までの流れを4つのステップに分けて整理します。独立系でもフランチャイズでも、この骨格は変わりません。
ステップ1:技術を習得する
最初のステップは、補修の技術を身につけることです。リペアの参入障壁は、資格ではなく技術そのものにあります。傷の補修には色合わせの精度が欠かせず、素材を見極めて薬剤を使い分ける力も求められます。これらは実際の素材を相手に手を動かして、はじめて身につくものです。
学び方は大きく3つあります。スクールや研修で体系的に学ぶ方法、書籍や動画で独学する方法、そしてフランチャイズ本部の研修を受ける方法です。独学は費用を抑えられますが、フィードバックがないため上達に時間がかかります。実機で練習できる環境を選ぶと、現場で手が止まる場面を減らせます。技術の土台がぐらつくと、後の集客や受注がすべて崩れるため、ここは丁寧に進めてください。
ステップ2:道具・材料・車両をそろえる
技術の見通しが立ったら、必要な道具と材料をそろえます。リペアの基本セットは、補修材やパテ、カラー調整剤、ヘラ、ヒートツール、研磨用具などです。素材ごとに使う薬剤が異なるため、扱う分野に合わせて少しずつ買い足していく形が現実的です。最初からすべてを高級品でそろえる必要はありません。
出張型で働くため、移動用の車両も欠かせません。道具と材料を積める軽バンなどが定番で、中古を活用すれば費用を圧縮できます。これらの初期投資をいくらで見るかは、独立系かフランチャイズかで大きく変わります。具体的な金額は次の章の費用内訳表で実数を示します。まずは「店舗を持たないぶん、初期投資は抑えやすい」という全体像を押さえてください。
ステップ3:集客の仕組みを整える
道具がそろっても、依頼が来なければ売上は立ちません。3つ目のステップは、集客の仕組みを整えることです。個人向けには、ホームページやSNS、地域の口コミ、検索からの問い合わせが入り口になります。法人向けには、不動産管理会社や工務店、ハウスメーカーへの営業が有効です。
特に意識したいのが、単発になりがちなリペアの性質を補う集客です。個人客は一度きりの依頼で終わりやすいため、繰り返し発注してくれる法人とのつながりを早めに作ると収入が安定します。フランチャイズなら本部の集客支援や看板を使える一方、独立系はこの仕組みを自分で築く必要があります。集客は開業後もずっと続く課題なので、最初から計画に組み込んでおいてください。
ステップ4:受注して実績を積む
最後のステップは、実際に受注して実績を積み上げることです。最初のうちは、技術にも見積もりにも不慣れで、思うように数をこなせないかもしれません。それでも、丁寧な仕上がりと誠実な対応を重ねれば、リピートや紹介につながっていきます。とくに法人取引では、一度信頼を得ると継続発注に発展しやすくなります。
実績が増えると、対応できる素材や症状の幅も広がり、単価を上げやすくなります。難しい補修にこたえられるほど、技術料を正当に請求できるからです。立ち上がりの数か月は収入が読みにくいため、生活費の余力を持って臨むと安心して続けられます。この4ステップを着実に踏めば、未経験からでも開業は十分に現実的です。
3. 開業に必要な費用・許認可

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独立を考えるなら、お金の出入りを具体的に見ておくことが欠かせません。開業にいくらかかるのかは、独立系で始めるか、フランチャイズに加盟するかで大きく変わります。ここでは費用の内訳と、見落としがちなロイヤリティ、そして必要な許認可を実数で整理します。
独立系とフランチャイズの初期費用の目安
まず初期費用の全体像です。独立系なら、道具・材料・車両を中心に50万〜150万円ほどで始められます。フランチャイズの場合は加盟金が加わるため、合計で400万〜500万円が一つの目安になります。同じリペア開業でも、入り口の費用にこれだけの差が出ます。
下の表は、フランチャイズで開業する場合の初期費用の内訳です。実際の金額は本部によって幅があるため、契約前に必ず見積もりを取り、目安として活用してください。
| 項目 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 加盟金 | 100〜300万円 | 業界標準。本部や業態で変動 |
| 研修費 | 10〜50万円 | 技術研修・マニュアル提供 |
| 車両 | 80〜150万円 | 出張用。中古活用で圧縮可 |
| 材料・機材 | 30〜80万円 | 補修材・工具一式 |
| 合計の目安 | 400〜500万円 | 本部により幅がある |
この表からわかるとおり、フランチャイズの費用の多くは加盟金が占めます。逆に独立系はこの加盟金が不要なため、車両と道具をそろえる実費だけで動き出せます。立ち上がりの数か月は収入が読みにくいので、初期費用とは別に生活費を含む運転資金を厚めに用意しておくと安心です。
ロイヤリティの実例を実数で見る
フランチャイズで見落としがちなのがロイヤリティです。これは毎月の固定費として手残りに直結し、本部ごとに金額や仕組みが異なります。代表的なパターンを実数で見ていきましょう。
住宅・自動車リペアを扱う本部の例では、自己資金の目安が100万円ほどで、月額ロイヤリティは7万7,000円前後とされます。靴・カバン・時計などの小物リペアを扱う別の本部では、自己資金の目安が50万円ほど、月額は2万7,500円前後です。扱う対象によって、資金もロイヤリティも変わることがわかります。
| 本部の例 | 扱う対象 | 自己資金の目安 | 月額ロイヤリティ |
|---|---|---|---|
| 住宅・自動車リペア系 | 住宅・自動車内装 | 100万円 | 7万7,000円前後 |
| 小物リペア系 | 靴・カバン・時計等 | 50万円 | 2万7,500円前後 |
月額7万7,000円を年間にすると約92万円です。これが売上の多寡にかかわらず、毎年かかり続けます。手残りを計算するときは、この固定費を必ず差し引いて考えてください。なお、ここで挙げた金額は業界の相場と公開されている加盟条件をもとにした目安です。検討する本部の最新条件は、必ず資料請求や説明会で確認することをおすすめします。
必要な資格と開業手続き
リペア業そのものに、必須の国家資格は基本的にありません。補修作業に許認可が義務づけられているわけではないため、技術さえあれば始められます。ただし、扱う内容によっては資格が関わることがあります。たとえば電気を伴う作業では第二種電気工事士が必要になるなど、対応範囲に応じて確認が要ります。
開業時には、いくつかの手続きを整えておきます。個人事業主なら税務署へ開業届を提出します。屋号付きの口座を作ると経理が整いやすくなります。万一の事故や仕上がり不良に備えて、賠償責任保険への加入も検討しておくと安心です。制度や必要書類は変わることがあるため、最新情報は税務署など所管の窓口でご確認ください。
4. リペア業の注意点・失敗例・リスク

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リペア業は魅力的な仕事ですが、始める前に知っておきたい注意点があります。先に弱点とリスクを理解しておけば、対策を立てられ、過度に恐れる必要もなくなります。ここでは代表的な3つの落とし穴を中立に整理します。
単発受注に偏りやすいという弱点
最大の弱点は、依頼が単発になりやすいことです。傷を直せばその案件は完了し、同じ顧客が毎月補修を頼むことはまれです。そのため、常に新しい仕事を探し続ける必要があります。受注が集中する月もあれば、閑散とする月もあり、収入の波が大きくなりがちです。
この波を放置すると、生活設計が立てにくく、資金繰りに苦しむ原因になります。集客に追われて技術を磨く時間が削られ、悪循環に陥る人も少なくありません。対策としては、法人との継続取引を増やす方法と、扱える仕事の種類を増やす方法があります。とくに後者は、この記事の後半で扱う多能工という戦略につながる重要な視点です。
技術と材料に潜む失敗
技術の未熟さは、そのまま失敗につながります。色合わせがずれると補修跡が目立ち、仕上がりが粗ければクレームになります。やり直しは時間も材料も無駄にし、利益を削ります。材料の選定ミスも手痛く、素材に合わない薬剤を使うと補修が定着せず、時間が経って剥がれてしまうこともあります。
未経験者がつまずきやすいのが、見積もりの読み違えです。作業時間を甘く見積もると赤字になり、難しい補修を安く請けてしまう例もあります。経験を積むまでは慎重な値付けが欠かせません。こうした失敗は、十分な練習で大きく減らせます。実機を何度も触れる環境への投資が、結果的に損失を防ぐ近道になります。
価格競争とロイヤリティの圧迫
リペア業は参入しやすいぶん、価格競争が起きやすい分野でもあります。安さだけで勝負すると利益が削られ、値下げ合戦に巻き込まれると体力勝負になってしまいます。価格以外の強み、たとえば対応の幅や仕上がりの質を持つことが大切です。
フランチャイズの場合は、ロイヤリティが利益を圧迫します。売上が伸びても固定の支払いが続くため、手残りが思ったより少ないと感じる人もいます。一方、独立系はロイヤリティがない代わりに、集客の壁が立ちはだかります。問い合わせが来なければ、技術があっても稼げません。どちらの形にも固有のリスクがある点を、最初に理解しておいてください。受注の安定、技術の研鑽、適正な価格設定という3つの柱を押さえれば、長く続けられます。
5. リペア開業に向いている人・向いていない人
同じリペア開業でも、続けやすさは人によって変わります。性格や働き方の好みによって、適性が分かれるためです。ここでは向き不向きを早見表で整理し、不安がある場合の考え方も添えます。
向いている人・向いていない人の早見表
まずは下の表で、自分がどちらに近いかを確かめてみてください。当てはまる方が多い側が、今のあなたに合った働き方の傾向です。
| リペア開業に向いている人 | 慎重に考えたい人 |
|---|---|
| 手先が器用で細かい作業が苦にならない | 細かい作業や色合わせが面倒に感じる |
| 新しい素材や工法を学び続けられる | 決まった手順だけをこなしたい |
| 顧客と直接やり取りするのが得意 | 営業や接客はできれば避けたい |
| 少ない資金で堅実に始めたい | 立ち上がりの収入の波に耐えられない |
| 頑張った分だけ収入を伸ばしたい | 毎月決まった収入で安心したい |
向いている人の特徴は、手先の器用さと学び続ける意欲、そして顧客と信頼を築くコミュニケーション力に集約されます。逆に、すぐに大きく稼ぎたいと焦る人や、指示を待つ働き方に慣れた人は、独立後の主体的な動きに戸惑いやすい傾向があります。
適性に不安があるときの考え方
慎重になりたい側に多く当てはまっても、独立できないわけではありません。技術は練習で身につき、集客は仕組みで補えます。弱点を補う方法を知ることが大切です。とくに、収入の波という不安は働き方の工夫で和らげられます。リペア単体にこだわらず、清掃やほかの作業と組み合わせれば、収入は安定しやすくなります。この戦略は終盤で詳しく紹介します。
適性を磨ける環境があるかどうかも重要です。実機で練習できる場や、相談できる仲間がいると安心して成長できます。まずは副業から小さく始めて手応えを確かめる方法もあります。リペアの技術は、原状回復やクロスの補修など、ほかの住宅まわりの仕事とも相性が良い分野です。詳しくは多能工研修の詳細でも触れられていますので、気になる方は確認してみてください。
6. 独立系 vs フランチャイズ 徹底比較
ここまでの情報を踏まえて、独立系とフランチャイズを正面から比較します。費用、支援、自由度を一覧にすると、自分にとっての最適解が見えやすくなります。
費用と支援を一覧で比べる
フランチャイズは初期費用が高い代わりに支援が手厚く、独立系は費用が低い代わりに自由度が高い、というのが大まかな構図です。下の表で要点を整理しましょう。
| 比較項目 | 独立系 | フランチャイズ |
|---|---|---|
| 初期費用の目安 | 50〜150万円 | 400〜500万円 |
| 加盟金 | なし | 100〜300万円 |
| 月額ロイヤリティ | なし | 2万7,500〜7万7,000円 |
| 技術研修 | 自分で学ぶ | 本部が提供 |
| 集客支援 | 自力 | 本部の支援あり |
| ブランド力 | ゼロから構築 | 本部の看板を使える |
| 自由度 | 高い | 制約あり |
| 手残り | 多く残せる | ロイヤリティで圧迫 |
10年続けた場合のコスト差
長く続けるほど、ロイヤリティの差は無視できなくなります。月額7万7,000円を10年払えば約924万円、月額2万7,500円でも10年で約330万円が固定費として積み上がります。独立系ならこの支払いがゼロで、そのぶんを技術投資や生活費に回せます。ただし、集客や研修の手間は自分で背負うため、コストの形が違うだけとも言えます。
フランチャイズの価値は、立ち上がりの早さにあります。本部の支援で短期間に軌道へ乗せられる点は、いわば時間をお金で買う発想です。資金に余裕がある人には合理的な選択になります。逆に、時間をかけられて学ぶ意欲がある人は、手残りを重視できる独立系が有利です。
第三の選択肢という考え方
独立系とフランチャイズの二択だけが道ではありません。技術研修だけを受けて、独立系で開業するという第三の選択肢があります。ロイヤリティを払わずに体系的な技術を学び、本部に縛られず屋号も自由に決められる形です。研修費だけを払えば、あとは自分の裁量で運営でき、手残りと学びを両立できます。
この形の大きな利点は、複数の技術をまとめて学べる場合があることです。リペアだけでなく清掃や原状回復まで習得できれば、扱える仕事が増え、単発の弱点を補えます。次の章では、この発想をさらに進めた多能工という戦略を掘り下げます。
7. 単発受注を脱する|清掃と組み合わせる多能工という戦略

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リペアの弱点である単発受注。これを乗り越える現実的な解き方が、複数の技術を持つ「多能工」という働き方です。一つの技術に頼らず、1人で幅広く対応できる職人になることで、収入の波を平準化できます。
なぜリペア単体は不安定なのか
これまで見てきたとおり、リペアの依頼は単発に偏ります。傷を直せば案件は終わり、次の仕事を常に探し続けなければなりません。この構造が収入の波を生みます。さらに、扱える仕事が1つだけだと取りこぼしも増えます。たとえば現場で清掃も頼まれたとして、リペアしかできなければ断るしかなく、せっかくの依頼を逃してしまうのです。
この弱点を解決する発想が多能工です。複数の技術を持てば、1件の現場で複数の作業をこなせます。とくに住宅まわりは、作業が連続して発生しやすい分野です。清掃のついでに補修、補修のついでに清掃という具合に、組み合わせれば現場での単価が上がり、取りこぼしも減ります。
清掃と組み合わせると何が変わるか
清掃業は、リペアと相性が良い分野です。どちらも住宅や賃貸物件が現場になり、発注元も管理会社や工務店で重なります。両方できれば、1社からまとめて受注できるようになります。清掃に加えてリペアや内装の補修を行うと、1件あたり2〜10万円ほどの単価アップが見込めるケースもあります。同じ訪問で、より多く稼げる計算です。
さらに大きいのが、1社完結の受注です。元請けや管理会社は、複数の業者に分けて頼む手間を嫌います。1人ですべて任せられる職人は重宝され、継続的な発注につながりやすくなります。単発の積み重ねから、安定した取引へ。技術を増やすことが、そのまま収入の安定につながるわけです。
通年で稼ぐ収支のイメージ
多能工になると、季節や案件の波を平準化しやすくなります。なかでもエアコンクリーニングを軸に据える働き方は有効です。委託や案件紹介を受けるモデルでは、収益の目安が見えています。下の表は、その委託モデルの収益イメージで、委託料の目安を1台8,500円として計算したものです。
| 独立してからの経過時間 | 1日あたりの台数 | 月商の目安 |
|---|---|---|
| 独立直後 | 2台 | 約37万円 |
| 半年後ごろ | 3〜4台 | 約56〜75万円 |
| 1年後ごろ | 5台 | 約93万円 |
この数字は委託料目安8,500円/台で計算した、委託や案件紹介を受ける働き方の前提です。独立自営の客単価とは別の数字なので、混同しないようにご注意ください。ここにエアコン清掃と多能工リペアを重ねると、1件あたりの単価がさらに伸びます。清掃で訪問したついでに補修や内装を提案でき、1社完結の受注が取りやすくなるからです。エアコンクリーニング開業を収益の柱の一つに据えれば、リペア単体の不安定さを確かな形で補えます。
この働き方を実現するには、複数の技術をまとめて学ぶ必要があります。エアコン清掃、雑工事、リペアを体系的に習得できる環境を選ぶことが、安定収入への近道です。そうした研修を提供しているのがハウプロです。次の章で詳しく紹介します。
8. ハウプロのエアコンクリーニング開業&多能工研修が選ばれる理由
未経験から独立し、単発受注に振り回されずに安定して稼ぎたい。そんな思いに応えるのが、ハウスクリーニング・多能工の専門スクール、ハウプロです。フランチャイズに依存しない独立開業を支援しており、受講者は1,000名以上にのぼります。動画コンテンツは1,200本以上、会員は月額6,600円から利用でき、多能工の動画コースは年110,000円で学べます。
実機中心で高単価の技術が身につく
ハウプロの研修は、座学だけで終わらせない実機中心の設計です。技術は手を動かして初めて定着するため、実技を重視しています。独立までの道のりは4ステップで組まれています。最初は事前研修で、オンラインの学習アプリ動画と穴埋めPDFで基礎を固めます。次に研修所での実地研修に進み、座学と実技でエアコン・水回り・空室などを学びます。
3つ目は現場同行のOJTです。接客の流れや、9年以上経過した機種のリスク説明、匂いや水漏れの事前確認まで、実際の仕事の流れを丸ごと体験できます。最後は独立前試験で、チェックリストの正答率90%以上が合格基準です。不合格でも再研修を受けられるので、基準を満たすまで支えてもらえます。
清掃+多能工リペアで単価UP・1社完結受注
ハウプロは多能工研修にも力を入れています。雑工事、リペア、ダイノックシート、内装、クロスリメイクなど、18項目を超える中から6つを選べるセレクトパック方式です。自分の伸ばしたい分野を集中して習得できます。研修は1日完結の設計で、9時から17時までの8時間で学べます。道具は無料で貸し出され、手ぶらで参加でき、土日祝も対応しているため、働きながらでも通いやすい仕組みです。
清掃に雑工事やリペアを組み合わせると、1件あたり2〜10万円の単価アップが見込めます。元請けや管理会社からの1社完結の受注も狙え、リペア単体では取りこぼしていた仕事を拾えます。これが収入の安定に直結します。なお、一部の作業には第二種電気工事士が必要です。該当する内容は事前に確認し、無理なく対応できる分野から始められます。
全国5拠点・ロイヤリティなし・開業後サポート
ハウプロの研修所は、東京・大阪・福岡・名古屋・札幌の全国5拠点にあります。何度でも実機練習ができ、納得いくまで技術を磨ける環境です。フランチャイズと違ってロイヤリティはなく、独立後の売上はそのまま自分の収入になります。月々の固定支払いに縛られないため、手残りを重視する人に向いた仕組みです。
開業後のサポートも充実しています。コミュニティに参加でき、月1回の相談会や案件紹介の仕組みも用意されています。HOWPRO BASEというAIメンターが24時間対応し、機種別の難易度にも応じてくれます。独立した後も1人で悩まず、集客や単価の決め方まで相談できる点が、収入の安定につながります。
ハウプロ公式LINEでは、研修内容やコースのご相談を受け付けています。
9. よくある質問(FAQ)
未経験でもリペア業で開業できますか
未経験から始める人は多くいます。固定店舗が不要で、1人でも始められる分野だからです。技術さえ習得すれば道は開けます。大切なのは学び方の選択で、独学だけでは色合わせや素材の見極めに苦労しがちです。実機で練習できる環境を選べば、未経験でも十分に挑戦できます。
フランチャイズと独立系はどちらが得ですか
一概にどちらが得とは言えません。資金に余裕があり早く軌道に乗せたいならフランチャイズ、手残りを重視するなら独立系が有利です。判断のときは、ロイヤリティの総額を必ず試算してください。月額7万7,000円なら10年で約924万円です。この負担を踏まえ、長期の視点で比べると判断しやすくなります。
リペアだけで生活できる収入は得られますか
年商1,000万円以上の事例はあります。ただし単発受注が中心のため、収入に波が出やすい点に注意が必要です。安定した収入には集客ルートの確保が鍵になります。さらに有効なのが、扱える仕事を増やすことです。清掃やエアコンと組み合わせる多能工なら、1件あたりの単価も上がり、収入を支えやすくなります。
資格や許認可は必要ですか
リペアそのものに特別な国家資格は基本的に不要です。ただし、電気を伴う作業では第二種電気工事士が必要になるなど、扱う内容によって変わります。開業届の提出は忘れずに行い、個人事業主なら税務署へ届け出ます。賠償責任保険への加入も検討すると安心です。基本的な手続きを整えてから始めましょう。
研修だけ受けて独立系で開業できますか
技術研修だけを受けて独立する道もあります。ロイヤリティを払わずに技術を習得でき、本部に縛られず自由に運営できる形です。手残りと学びを両立したい人に向いています。ハウプロはこの形を支援しており、エアコン清掃や多能工リペアをまとめて学べます。ロイヤリティはなく、開業後のサポートも受けられます。
10. まとめ

※画像はイメージです
住宅リペアは、傷を直して再生する手に職の仕事です。固定店舗が不要で1人でも始められ、未経験から挑戦する人も多くいます。コストを抑えて独立したい人に向いた分野です。
開業の形は、独立系とフランチャイズの2つが基本です。フランチャイズの初期費用は400〜500万円が目安で、加盟金100〜300万円に加え、月額2万7,500〜7万7,000円のロイヤリティが発生する例があります。独立系は費用を50〜150万円ほどに抑えられる一方、集客や技術習得を自力で行う必要があります。開業の手順は、技術習得・道具の準備・集客・受注の4ステップで組み立てると、つまずきを減らせます。
リペア業の弱点は、単発受注に偏って収入に波が出やすいことです。この弱点を補う現実的な道が多能工です。清掃やエアコンと組み合わせれば、1件あたり2〜10万円の単価アップや、元請け・管理会社からの1社完結受注が狙えます。扱える技術を増やすことが、そのまま安定への近道になります。
ハウプロは、エアコン清掃と多能工リペアを実機中心で学べるスクールです。ロイヤリティはなく、全国5拠点で何度でも練習でき、開業後のサポートも整っています。どの形で独立するか迷ったら、まずは公式LINEで気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
ハウプロ公式LINEでは、研修内容やコースのご相談を受け付けています。











